紫に輝くコムラサキとシダレヤナギ


          

 コムラサキはオオムラサキより小さな蝶と言うことで、この名が付いた。食草はヤナギである。東京銀座のシダレ柳は当時は人気があり、これを模して各地に街路樹として食栽されたが、このような場所からは、コムラサキをあまり見かけない。銀座の街にコムラサキが舞ったら、さぞ素敵だろうが、コムラサキは森林性のチョウである。ヤナギは挿し木で簡単に生育できたり、街路樹からはいつでも新鮮な柔らかい葉を供給できるので、コムラサキの飼育には便利である。しかし、母蝶に産卵させるのは難しい。

幼虫(顔が可愛らしい)

蛹化(体が透明化する)

羽化

羽化完了

コムラサキが生息する柳のある環境

 クロコムラサキは劣勢遺伝により、通常の褐色型のコムラサキに対して、黒色型のコムラサキのことを言う。

  クロコムラサキ

参考書

 永田 健、浜 栄一:水辺に生きる不思議な蝶、アース工房(1992)


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